発達に課題があったり、子育てに日々迷っていると
どうしてうちの子は暴れてばかりなんだろう…
言うことも聞いてくれないし。
他の子は良い子にしてるように見えるけど。
もっと、自分のことやお手伝いができたら良いのに。
どんな声掛けしたら良いのかなぁ。
なんて、思ってしまいますよね。
私も、子供の発達のことを勉強しているからこそ、
もう少し、朝の準備を早くして欲しいな。
明日は声掛けの仕方を変えてみよう
どうやったら、兄妹ケンカを辞めてくれるかな?
子供達、それぞれと過ごす時間を増やしてみよう!
とか、困っていることに合わせて、自分がどんな風に対応すれば良いか
日々考えて過ごしていました。
でも、そんな風に思えるのは子供さんが日々、
元気に過ごしてくれてるからこそなんだってことを忘れたらいけないなと思い出したんです。
子供が入院して、『生きててくれてありがとう』と心から感じた
今年の5月に娘が入院となり、私も一緒に母子入院をしていました。
病名は伏せさせてもらいますが、症状が出てから早めの入院だったので、
ぐったりしている時間も少なかったのは良かったです。
でも、外で遊ぶことが大好きなのに、
検査や治療のため日々小児科の小さなベッドで過ごす娘を見ているのが辛く、
娘の「家に帰りたい!」と泣き叫ぶ姿に、
ただただ「帰りたいよね、元気になって帰ろうね」と言うのが私の精いっぱいでした。
あの時、普段は小言のように「もっと、お利口さんにしてよ~」なんて言っていたけど、
そんなことを子供達に言って、親子ケンカができることって実はものすごく幸せなことなんだと思ったんです。
手がかかることも多くて、怒ってばかりになるけど、家族が一緒に過ごせるってとても大切なことだし、決して当たり前ではないんだって気づきました。
今では、外遊びもできるぐらい元気になってくれたので、また親子ケンカできることも増えています。
未だに怒ってしまう私ですが、娘の入院前後で明らかに違うのは
「今があることは当たり前ではない」
「今日も生きててくれてありがとう」
という気持ちが自分の心の中に常にあることです。
お母さん自身で子育てのハードルをあげないようにしましょう
毎日が辛いお母さん、たまには休憩しましょう。
娘との母子入院を経て、元気で過ごせることのありがたさ、
家族が一緒に過ごせることのありがたさ、
子供を学校や保育園に預け仕事ができることのありがたさを痛感しました。
入院前は子供達が日々兄妹ケンカをすることが増えていて、
「どうしてうちの子たちはこんなにケンカが多いんだろう」
と気持ちが落ち込むこともあったのですが、
今は、「兄妹ケンカできるぐらい元気だってことだね」と
ドンと構えられることが増えてきました。
発達に課題がある子供さんのお母さんは日々、
「どんな声掛けをしたら良いんだろう」って考えると思います。
特に勉強熱心なお母さんほど、家事にも子育てにも気を抜かず頑張ってるのではないでしょうか。
でも、お母さんが疲れてしまったら家庭はまわらないし、健やかな子供の成長も妨げられます。
時には「生きてるだけでOK!」、「元気でいてくれるだけでいっか」とハードルを下げて気楽に過ごしてみるのもおススメです。
明石家さんまさん座右の銘の「生きてるだけで丸儲け!」ですね!
きっと、あなたもお子さんが生まれた時は
「元気で生まれてくれただけで十分」
「元気に育ってくれたら、それで良いよ」
そんな風に思ったことがありませんでしたか?
私は娘の入院で出産の時を改めて思い出しました。
まだまだ怒ってしまったり、気づけば頑張り過ぎてしまう私ですが、
まずは子育てを楽しめるようにしてみたいと思います。
良ければ、子供さんが生まれた時を思い出して、
子育てのハードルを下げてみてくださいね。
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