あなたの可愛い子供さんが生まれた時、おっぱいやミルクをちゃんと飲めているか、ウンチはしっかりと出せているか、たくさん寝んねできているか、って日々気にしながら育児をされていたのではないでしょうか?
私も特に上の子の時は子供の体調や機嫌とこの食う寝る出すをチェックしていました。育児日記も1歳過ぎまで毎日つけていましたよ。
遊びも月齢や発達に合わせた遊びってどんなことがあるのかなと育児書やネットで勉強する日々。オモチャも増えていましたね笑
この『食う寝る遊ぶ出す』は生きるための基本。
子供が赤ちゃんの頃はあんなに気にかけて生活していたのに、段々と手が離れてきた幼児の今はつい忘れてしまっていませんか。
子供のしっかりとした体と豊かな心を作るためには、この生きるための基本食う寝る遊ぶ出すがとても大切。
今の生活で食う寝る遊ぶ出すがしっかりできているか確認するとともに、幼児ではどんなことに注意したら良いのかまとめてみました。
こんな方におススメ
1.子供の生活習慣を見直したい方
2.子供が幼児期になり育児に余裕がない方
3.食う寝る遊ぶ出すの大切さについて知りたい方
食う
好き嫌いが多くなく、しっかりと食事が摂れていますか?
『三つ子の魂 百まで』といいますが、子供の頃に覚えた味覚は大人になってからも影響をすると言われています。
おふくろの味と同じですね。
できるだけ素材の味が分かるような薄味や調理法を心がけた食事を時には作ってみてはいかがでしょうか。
また、体を日々成長させる必要があるけど、胃がまだまだ小さい子供は、3食の他に捕食としておやつが必要です。
おやつは補食です。
『おやつ=甘い物を与えること』と考えている方が多いのではないでしょうか?
現代で注意すべきは糖質の摂り過ぎ。
クッキーやチョコ、グミに飴。すべて糖質の塊。
甘さがある方がもちろん子供が食べてくれるとは思いますが、できれば果物や芋類など自然な物から甘みを摂れるようにしたいですね。
好き嫌いが多い、食への興味が薄い、偏食がある子供さんがいる場合には一緒に買い物をする、料理をする、家庭菜園で野菜を育てるなどしてみるのもおススメです。
すぐには変化がないかと思いますが、じっくり時間をかけて食べることへの興味や意欲を育てて食べれるものを増やしていけると良いですね。
寝る
しっかりと睡眠をとり体を休めることは、子供の成長にとって大切なこと。
でも、テレビだけでなく、スマホやタブレットなど子供の脳に刺激的なものが家庭でも当たり前に置かれるようになりました。
その影響で子供の脳も常に興奮していることが多くなり、早く寝ることができず寝ている間にしっかりと体を休めることができなくなっています。
4~6歳児の必要な睡眠時間は10~13時間と言われており、
お昼寝以外の夜間の睡眠時間で10±1時間が必要とされています。
理想的な睡眠については、
その一、午後7時から午前7時の間に夜の睡眠を取るべし!
寝る時間が10時以降になると睡眠不足になってしまいます。起床時間が朝7時よりも遅くなってしまうこともあるので、遅くても9時までには寝かせましょう。
その二、夜間に10時間±1時間の睡眠を取っておくべし!
乳児期から小学校低学年にかけては、夜の睡眠だけで平均10±1時間が必要(夜間基本睡眠時間)で、昼寝は、また別の眠りです。昼寝を含めた一日の「睡眠時間が足りていればよい」と言うものではありません。
その三、寝起きの時間は、毎日同じ時間であるべし!
眠りにつく時間と起床時間がいつも同じ時刻で、前後30分以内に収まるのが質の良い眠りになります。
時間の例をあげると、毎日夜8時~9時までのほぼ同じ時刻に眠り、途中で目覚めることなく、朝6時~7時までのほぼ同じ時刻に起床するのがよいでしょう。
上記のように睡眠時間もですが、寝る時間、起きる時間も大切になります。
特に夜0時までの間にたくさんの睡眠をとることで、昼の間に学習したことをしっかりと記憶として脳の中に定着させたり、骨や筋肉の成長を促す成長ホルモンが多く分泌されるのです。
夜早く寝てくれないと悩む場合は、まずしっかりと夜眠れるように朝早い時間に起こして朝日を浴びる、日中は太陽の下で体をつかってたくさん遊ぶ。
夜は早めにお風呂に入り、テレビやスマホ、タブレットを見るのは避け、自然と眠くなるのを待つ。
お風呂は寝る前に入るよりは、寝る2~3時間前までには済ませ、できれば浴槽にしっかりと入り体温を上げるのが良いです。
お風呂に入ってすぐは目がさえる方も多いと思いますが、お風呂の後は体温が上がりすぐには眠ることが難しくなりがちです。
お風呂を上がってしばらくすると体温が徐々に下がり眠気も出てきますよ。
遊ぶ
子供にとっての遊びはさまざまな体験をしながら多くのことを学ぶ機会です。
遊びの中で体を大きく動かす粗大運動や手先の細かい動きをする微細運動なども培われます。
今の時代は土手を上るとか、小石や草を拾って集める、虫を捕まえるなどといった遊びが難しい場所もあると思いますが、自然の中で様々な物に触れることも子供にとっては大切な経験です。
遊びを通してルールなどの理解をしたり、お友達の関係性作りを学んでいきます。
遊びは大人になってから必要な社会のルールを学ぶ基礎にもなるんですよ。
そして、スマホやタブレットのアプリでゲームをするのは子供にとって必ずしも必要な遊びではないことを知っていてくださいね。
出す
オムツを卒業しているかは別として、しっかりとおしっこやウンチを出せていますか。
食生活の偏りなどから、便秘に悩む子供さんも増えているようです。
子供は消化機能も大人と比べると未熟で、暴飲暴食はすぐに便秘や下痢といった症状に繋がりやすくなります。
特にパン食を好む子供さんだと便秘になりやすいみたいですね。
パンは、お米より水分やミネラルの量が少なく便秘になりやすいそうです。
アレルギーの問題などもありますが、まずは食生活の偏りを親が作っていないか考えてみてください。
色んな食べ物を美味しく楽しく食べられるようになりたいものです。
また、出すに関して最近は汗をかけない子供が増えているそうです。
夏場にクーラーの効いた部屋ばかりで過ごすことが多くなっていないか生活を振り返ってみましょう。
日頃から外遊びをして、しっかり汗をかき水分を摂ることも大切です。
まとめ
子育ての基本『食う寝る遊ぶ出す』
むしろ、生きるための基本ですよね。
子供の体調が悪い時なども『食う寝る遊ぶ出す』ができているかを受診の目安にするよう指導される小児科もあります。
病院受診の目安とする場合は、日頃の『食う寝る遊ぶ出す』を子供がどのようにしているのか。
日々の子育ての中で『食う寝る遊ぶ出す』を親がどのように捉え、実践しているかを親自身が知ることが大切だと思います。
日々行っている『食う寝る遊ぶ出す』と大きくずれてしまった時は体調を崩す可能性があるかもしれませんね。
核家族や共働き世帯も増え現代は親子ともにとても忙しい生活をしています。
そんな中で「今日ぐらいは」とか、「少しだけ」という感じで生活リズムや食生活が崩れがちになっていませんか。
お母さんがストレスにならない範囲で、子育ての基本である「食う寝る遊ぶ出す」を家庭の中でも実践できるようになると良いですね。
私も日々意識して子育てをしていきます!
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